八ツ峰マイナーピーク東面スラブ(その1)2019秋

2019/09/14〜16

信濃大町〜黒部ダム〜真砂沢ロッジ〜東面スラブ〜八ツ峰

9/14(1日目):夜行高速バスなど公共交通機関を乗り継いで黒部ダムへ

今日は真砂沢ロッジまでと偵察の予定なので気が楽! ん〜暑い(汗)、早くビールが飲みたいぜ

ハシゴ谷乗越を越えると明日目指す目的の大スラブが目の前に!

真砂沢ロッジへ到着する前に三ノ沢へ偵察に寄ることにした。

心配していた雪渓はブリッジ崩壊後で問題無さそう。取付へのガラガラのルンゼを確認して偵察終わり。真砂沢ロッジへ。

テント設営後に小屋前でビールを飲みながら小屋の方に情報を聞く。

当初下山ルートをニノ沢か同ルートを予定してたので、ニノ沢の状態も聞いてみる。ニノ沢の上部で小屋くらいの大きさの規模の大崩落があったらしく、沢の中もまだかなり大きな岩が不安定な状態とのこと。これでニノ沢下降は消えた

それなら同ルート下降にしようかなと考えてた矢先、テント受付をしてる方が私達もマイナーピークへ行きますと!!マイナーにまさかの別パーティー!向こうもそう思ったようだ。お互いの朝の検討を祈って挨拶を交わす。これで同ルート下降も消えたなと思った。

まだ時間が早いのでテントで呑んでるといつのまにか寝てしまう。16時そろそろ飯でもと起きてテントの外に出てみると先程のパーティーがどうやら偵察へ行ってたようで、状態を教えてくれた。かなりガレてて悪く明日は覚悟して行った方がいいですよみたいなことを言われた。

ん〜、そんなこと言われるとちょっと気になるなー。自分の偵察した見立てではそんなに悪くないと思ったんだが…。じゃあ俺らも偵察にでも行くことにした。時間はすでに16時過ぎ、急いで支度して三ノ沢へ向かう。まずはトラバース地点までのガラガラで濡れてるルンゼを登る。取付き手前でワンポイント難しいところがあるがアプローチシューズのままノーザイルで取付きのビレイ点まであがる。錆びたハーケンだったかボルトだったかあった。

ここでザイルをつけてアプローチシューズのままトラバースへ入る。浮石だらけだがうまくルーファイすれば途中にピンは出てくるし、そんなに悪くは感じなかった。

せっかく来たついでに1ピッチ目をフィックスすることにする。明日のために浮石やガレをクリーニングしながら途中ハーケンを1本打ち足して滝上までトラバース。高巻き完了。ハーケンなどで支点つくり、ロープをフィックス。ヘッ電出す前にテン場へ戻ることができた。

メンバー:t.o、ken

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