広河原沢左俣 2019年末

2019/12/30日帰り

新人W邊嬢と杉労のI川くんとで広河原沢へ行ってきました。

この日は天気が荒れるとのことだったがまぁ問題ないレベルだろうと向かってみる。軽く仮眠して、船山十字路に到着すると意外と車は少ない。準備を終えまだ薄暗い森の中へ歩き出す。

さっそくいつものようにW邊嬢が遅れる、高山に弱い体質のI川くんも呼吸が荒い、一番じじいの俺が元気なように見えてしまういつものパターンである(ほんとはあちこちボロボロなんだが)。しょうがない寒くならない程度のスピードで先を進む。I川くんは途中でマーライオンしたらしい

雪もそこそこ付いている。小雪も降ってきた。今年最後の山行を飾るには冬山らしい良い雰囲気になってきたなぁ。今日は楽しめるかな??

二俣に着くとテントがチラホラ。ここで休憩がてら身支度済ませ左俣へと向かう。氷が出てきたところで先行が準備してる。ここでアイゼンを付けまだ準備中の先行パーティーの先を行かせてもらう。

トレースを見るとどうやらうちらが先頭のようである。出てくる小滝はちゃんと凍っていた。それぞれフリーで登る

小滝と河原歩きを進むと氷結具合を心配してた大滝に着く。どうやら氷結は問題ないようだ

I川くんがリード予定だったがだいぶ歩きも遅れてるので調子悪いのだろう。私がこの先も含めリードすることにした。

今日は久しぶりにサレワのスクリューを出してきたが、この少し特殊なスクリューを見るのも初めての2人は無事に回収してこられるのか少し心配である。

とくに問題なく下の大滝を終えて、残るはいくつかの小滝と上の大滝を残すのみ。

風と雪も強くなってきたが、まだ登れるレベルの状況なので先に進む。

いよいよ最後の滝、雪もだいぶ積もってきて、下の大滝が見えてきたところでラッセルになってきた。はるか後ろの連れはあてにできないので、1人ラッセルで進むと上の大滝に到着した。準備してたところでやっと下の2人が上がってきた。

滝の上はきっと吹雪だろう。

準備を済ませ先程使ったスクリューやヌンチャクを受け取りスタート。

出口手前が核心のようだ。抜ける手前から強い風に吹き飛ばされそうになる。吹雪の合間を見て出口を乗っこす。とそこはやはり吹雪いている。先の安全圏にあった太い木まで軽いラッセル、ビレイを取りフォローの2人に登ってもらう。

W邊嬢のロープが強く引かれる。ビレイ点からは見えないがどうやら落ちたな。しばらくたっても動かない。吹雪も強くなってきて私も樹氷のようになりそうだ。

やっと動いたかと思うと3番手にスタートしたI川くんのロープが動き出した。途中追い抜いてきたようだ。トラブルか、疲れたのか、状況はわからないがとりあえずI川くんが上がってくるのを待とう。すると順調にI川くんが上がってきた。聞くとW邊嬢もとくに問題は無さそうである。しばらくするとW邊嬢も上がってきた。

ここで左俣の登攀は終了、後は下降である。中央稜を下降する予定だったので中央稜へ向かって歩くが…。ラッセルになりそうだ。この感じだと時間がかかりそうである。

I川くんからも同ルート下降にしましょうと提案がある。本当はここでラッセルでもやって体力トレーニングしたかったが、2人の体力も考えると同ルートにしとくか。

決まればさっさと懸垂である。ちょうど懸垂準備中に後続が上がってきた。ガイドパーティーのようである。その方に断って邪魔にならないように端を下降させていただく。

途中の小滝を懸垂とフリーで降りていく。

下の大滝上に着くと、別のパーティーがちょうど登っていた。けっこう皆さん遅めのスタートだったんですね。こちらのパーティーにも断りを入れ奥の邪魔にならないところから懸垂した。

後は慎重に降りて遅れてるW邊嬢を待つ。3人とも安全圏まで降りたところでホッとする。

軽くガチャ分けしてから下山、暗くなる前に駐車場へ到着した。

短いながらも厳しい山の顔にも触れ、なかなか充実した山行であったかなと思う。2人も楽しんでくれたかな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です